July 15, 2012

■鯉沼久史氏「マリオプラザーズ」はすべてが新鮮に感じました。

DSC00103

鯉沼氏が手がける作品

戦国無双 Chronicle 2nd


ファンタジーに触れた『ネバーエンディング・ストーリー』

「ネバーエンディング・ストーリー」は、初めて自分でお金を払って観た映画なんです。
中学校1年生のころ、春休みに友だちと映画を観に行くことになり、話題になっていたこともあって、これを選びました。
主人公のバスチアンが古本屋で出会った本を読んでいるうちに、本の中の世界である”ファンタージェン”に入り込んでしまうという物語で、あれだけの合成映像は、当時としてはとても珍しかった。
とくに、ファルコンと呼ばれる白い竜が空を飛ぶシーンは非常に壮大で、心に残りましたね。
ファンタジー作品は、空想して楽しめるのが好きで、いまでも『ナルニア国物語』や「マジック・ツリーハウス」など、その手の映画をよく観ています。
『ネバーエンディング・ストーリー』のような、楽しくてやさしいファンタジー作品を作ってみたいと思っているので、ぜひトライしてみたいですね。
ネバーエンディング・ストーリー [DVD]
ネバーエンディング・ストーリー [DVD]



小学生でも楽しめた『スイマー』のシンプルさ

小学生のころ、親が忙しかったこともあって、兄に面倒を見てもらっていました。
兄の友人の家がゲームセンターを経営していたので、よく遊びに行きましたね。
この「スイマー」は初めてやり込んだゲームとして印象に残ってます。
川を泳ぐスイマーを操作して、障害物を避けながら進むアクションゲームなのですが、使うのはレバーとボタンそれぞれひとつずつということで、小学生の自分でも遊べるくらいシンプルだったんですよ。
ほかにも遊んでいたゲームはいくつかありましたが、「スイマー」はステージの種類も豊富だし、グラフィックもカラーでキレイだったので、とくにハマりました。
その後、いろいろなゲームを遊んで、いまはコーエーテクモゲームスでゲームを作っていますが、『スイマー』がテーカン(のちのテクモ)のゲームだというのも、何かの綾なのかもしれません(笑)。
スイマー(ACアーケード版)


友だちといっしょに遊び続けた『スーパーマリオブラザーズ』

前述の通り、小学生のころはゲームセンターに通っていましたから、兄といっしょに『マリオブラザーズ』でも遊びました。
ご多分に漏れず、倒し合いもしましたね(笑)。
そうやって熱中した「マリオブラザーズ」がファミコンで発売されることになり、自宅で遊べるようにとファミコン本体を買おうとしたのですが、品切れ状態でまったく買えず、手に入るまで3〜4カ月かかった記憶があります。
それからしばらくして、1985年に『スーパーマリオブラザーズ』が発売され、『マリオブラザーズ』と同じようにこれにもハマりましたね。
『ファミマガ』や「マル勝ファミコン」といった雑誌でワープできることを知って、ワープを使って遊んでばかりで(笑)。
そう言えば、友だちといっしょにワープなしでクリアーしようとしたこともありました。
すべてのステージを見てみたくなって、挑戦したんです。
土曜日の午後0時ごろ、学校の授業が終わってから始めたのですが、ずっとプレイし続けて、クリアーするころには午後6時過ぎになっていました。
もう、外が真っ暗でしたね(笑)。
「スーパーマリオブラザーズ」がすごいと感じたのは、ひとつひとつのステージにコンセプトがあり、異なった仕掛けが用意されているところです。
地上から始まって、地下や水中、お城があったりと、バリエーションも豊富ですよね。
当時のアクションゲームは、同じステージをくり返しやらせるようなものが多かったこともあって、とても新鮮で、毎日ずっと遊んでいました。
いまになって「スーパーマリオブラザーズ」のことを考えると、限られたカセット容量でいかにおもしろく遊ばせるか、ということをもっとも実践していたソフトじゃないかと思います。
昔のゲームは、いまのゲームと比べてやれることが大幅に限られていたので、その分シンプルなおもしろさを追求しているものが多かったように感じますが、そのなかでもFスーパーマリオブラザーズ』は、群を抜いてすばらしかったですね。
スーパーマリオコレクション スペシャルパック
スーパーマリオコレクション スペシャルパック



※週刊ファミ通 2012年6月14日号より


トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔