気になる事から注意をそらそうと思えば思うほど、反比例して、症状に注意が向かっていってしまうのが常である。
それは、また精神交互作用の悪循環の結果であり、もしそこから脱しようとするならば、、その観念を取り去ろうと努力したり、気になる物事を繰り返して確かめようとせず、”もう少し確かめたい”という不安・葛藤を残したまま、現実における日常目的に行為を移していくべきである。
ここでも「注意の法則」が働き、自分の真の欲望が生かせるような現実目的を果たしていけるならば、そちらにいつの間にか注意が移って、日常生活の流れが強迫観念に中断されることもなくスムーズになっていくのである。


【森田療法 岩井寛 】
4 神経質(症)の治し方 より




森田療法
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