”自分の真の欲望を生かしていく”という方向に踏み切ることにした。
しかし、症状を取り去ることはできないから、彼はそれまでに悩んできた症状を「あるがまま」に受け止めるように努力をしたのである。
つまり彼は、身体が震えることを自覚しながら会議に出席し、字を書く手が震えることにひけめを感じながら字を書き、ときには震えながら震えながら黒板に文字を書いたりした。
そして彼はよりよい内容を他の行員に伝達すべく、努力をしたのである。
その結果、かつての彼の業務上の失策をカバーするような業績を上げることができ、他の行員達からも認められるようになって、自信を回復していった。


【森田療法 岩井寛 】
4 神経質(症)の治し方 より




森田療法
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